塗料の種類と耐久性
一般的に住宅の塗り替え工事ではアクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料を使用します。
それぞれ工事単価と耐久年数が下図のように分類されます。
アクリル・ウレタン塗料は数年前までは主流の塗料でしたが、近年の製品技術の進歩
によって、現在ではシリコン塗料が主流になっています。
耐久年数が長い割にウレタン塗料とそこまで価格に差が無いのも理由のひとつです。
当社でもシリコン塗料を最も使用していますし、お薦めしています。
塗装の種類と工法
一重に塗装と言っても新築の塗装と塗り替え塗装では大きく異なります。
新築の塗装は下地のパターン(質感)を作ることから始まります。
吹き付けでリシンや凡タイル・スタッコ等様々なパターンを作れます。
一方、塗り替えの場合は既存のパターンがあるので、元のパターンが基準となります。勿論既存パターンの上からマスチックローラー等を使用してパターンを変えることも可能ですが、根本からパターンを変える場合は材料も大きく変わってきます。
新築、塗り替えどちらにも共通して言える事は、下地が最も重要だと言うことです。いくら高級な上塗り塗料を使っても下地作りが悪くては何の意味もありません。
特に塗り替えの場合は、既存塗膜の状態や壁自体の劣化状況を良く確認し、
最も適した下塗り材を選び、最も適した施工を出来るかどうかが工事の善し悪しを決めるポイントです。